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おもちゃの選び方 機能編 オーナー原田隆のお話 vol.2

基本の考え方は、おもちゃからの「働きかけ」がないもの

具体的には自動音声、光、動力などです。それらがないおもちゃをお選びください。 電池を必要とする仕掛けが入ったものは、刺激的ですから出会った時には惹かれるでしょう。しかしそれ以上のことはありません。おもちゃとして販売されていても遊べないものです。 「働きかけ」という意味ではおもちゃに過度な装飾(絵など)を施し、それでもって子どもの注意を惹こうとする類いのものも含まれます。単純素朴なものには想像を働かせる余地がありますが、特別な絵柄(アニメのキャラクター等)はイメージが固定化されてしまいます。

音声について

叩く、吹くなどの動作で発する音は自然です。それは動作の強弱などと連動した音が出て、違いを感じることができるからです。 それに対してスイッチやセンサーで発せられる音は子どもの行動の結果ですが、音のなりたちを感じることはできません。 また、音が鳴るだけでなく、会話ができるというものをあります。お年寄りなど特殊な利用の仕方は否定しませんが、発語やコミュニケーションの視点で見ると言葉を獲得する段階の子どもにとってはお勧めできません。 音は自然でも外から音の仕組みが見えないものもあります。押せば鳴るというものです。赤ちゃんのおもちゃによく使われています。子ども用の靴やサンダルに踏めばぷーと鳴る仕組みと同じです。 行為と音とのつながりが見えにくいものですが、音そのものは鍵盤ハーモニカと同じです。この手のものはイエスかノーか決めにくいものです。 それと、オルゴールも機械が見えているものは理解しやすいですが、機械が隠れているものは子どもの理解を超えてしまいます。音は自然でも仕組みが分からないものの仲間ですね。当店でも販売していてノーと言いにくいものです。

光について

生活の中に照明や電化製品など光るものは溢れているのですが、仕組みのわからないおもちゃには使われていない方がよいでしょう。光がなくても子どもは十分遊びます。

動力について

モーターなどの動力で動くものは、幼児には、やはり遊べないものです。 自分の手や体を動かして遊びが生まれます。勝手に動いているものを見るだけというのは遊びになっていません。 リモコン、ラジコンで操作するものは小学生以上でやって欲しいです。

別の話ですがデザインについて

当店のこだわりはデザインにあるのですが、客観的な基準が示されないので、お好みでお選びください。

遊びとおもちゃ オーナー原田隆のお話 vol.1

おもちゃの選び方 素材編 オーナー原田隆のお話 vol.3

おもちゃの選び方 年齢編 オーナー原田隆のお話 vol.4

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