つみきやはヨーロッパの木のおもちゃを中心にゲーム・雑貨を扱う福岡のお店です

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原田圭悟のブログ vol.1 つみきやの仕事を考える

こんにちは、原田圭悟です。
父が創業したつみきやに戻って、約2年半が経ちました。
少しずつ、考えている事、感じている事を
発信していきたいと思います。

先日、福岡県内の短大でお話をする機会がありました。
仕事について再考する機会にもなったのでご紹介します。

キャリアを考える授業の一環で、6社ほどの会社が
業界や職種について説明をするという内容でした。
つみきや以外は規模の大きな会社さんで、
金融や教育など様々な分野の方達が集まっています。

各社、5分程度で自社について説明を行うなかで、
つみきやの直前に説明された会社の方が
「自分のもらう給料が、どこから来たお金なのか、
しっかり考えながら仕事をしている」
とおっしゃっていました。

給料は振り込まれるものではなく、お客様に頂いているもの。

とても共感します。
一方で、僕自身がその実感を得たのは、会社員を辞めて、
家業に戻ってきた後でした。分業が確立している会社組織で、
チームの目標や上司の指示のプレッシャーの中、
会社員の方が、日々の仕事の中でお客様の支払う金銭の重みに、
想いを馳せることは容易ではありません。
(もちろん、重みを感じてる方も多くいらっしゃいますが、
私には難しかったという話です。)

つみきやの仕事は、お客様の想いを感じるチャンスが
多くある仕事だと思うのです。

つみきやに戻り、数日しか経っていない日でした。
5歳くらいの男の子が、100円玉を握りしめてレジにきました。
もう一つの手にはビー玉が握りしめられています。
その後ろでは、ご両親が心配そうにその様子を見ています。

ああ、これはこの子にとって人生で初めての買い物なんだ、
そう思った時、大きな責任を感じたのです。

お金を支払う場面って緊張します。
それが嫌な思い出になってしまうのと、
やりきった思い出になるのとでは、
彼の人生にとって大きな違いがあり、
それを左右するのが自分だと思ったからです。

ありがとうございます、と心を込めて伝えると、
照れながらテケテケと親御さんの元に走って行きました。

大人のお客様がお買い上げいただく場面でも、つみきやでは、
大切な相手への想いが詰まっていることがとても多いのです。

学生の皆さんには、こんな実体験をお伝えして、
仕事をしっかり頑張ろうと思える機会が多いと思うと伝えました。

おもちゃ屋ってとても地に足のついた現実的な仕事だと思います。
おもちゃ屋です、と言うと
「夢があっていいですね」と表現される方が多いです。

果たして、おもちゃ屋は「夢」を商売にしているのでしょうか。

僕が「夢のある仕事」と聞いて
すぐに思い浮かぶのはプロ野球選手です。
子供たちは、プロ野球選手に憧れ、将来の自分を想像し、
いつかなりたい自分について考えを巡らせます。

おもちゃ屋は、そんな遠い将来を思い描くというよりは、
どちらかと言うと、お子さんが現在の生活の中でやりたいこと、
楽しみたいことに直結した仕事をしています。

そう言う意味で、おもちゃ屋は「夢」
という言葉で表現されるよりかは、ずっと地に足がついた現実的な商売で、
でも、だからこそ、人の想いに触れて、しっかりと背筋を伸ばして
取り組もうと思える仕事なのではないかと思うのです。

人の想いに触れる機会に恵まれる、というのはおもちゃ屋の
素晴らしい要素の一つであることは間違いないと思います。

全体説明の後の個別説明で、つみきやのブースに
多くの学生さんが来てくださいました。
話が通じた、気持ちをわかってくれたと、
とても嬉しい気持ちで、最初の質問をお願いしたところ、

「オススメのおもちゃは何ですか?」

キャリアとかの質問じゃないんですね。。いやはや、通じたのだろうか。。

そういえば、最近の学生さんは
出産後の働き方を心配しているのかと思っていましたが、
今回お聞きした中では、あまり気にしている感じでもなかったです。
そんなもんなんでしょうか。

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