つみきやはヨーロッパの木のおもちゃを中心にゲーム・雑貨を扱う福岡のお店です

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《さくらの大冒険 開発ストーリー vol.1》 (津村修二)

つみきやはオリジナル新作ゲーム「さくらの大冒険」を2019年4月1日に発売します!
「さくらのきのぼり」(2016年)の続編となるさくらシリーズ第2作目です。

「さくらの大冒険」(本体価格3,600円+税)
対象年齢:6才以上 プレイ時間:10分 プレイ人数:2〜6人
ゲームデザイン:津村修二 イラスト&漫画:大野智湖
長老の家で黄金バナナの伝説を知ったおさるのさくら。世界に散らばる七つの宝石を集めると空から降ってくるという黄金バナナを求め、さくらは仲間と冒険の旅へ船出します。しかし、恐ろしい海賊モンキーXも黄金バナナを狙っています。黄金バナナを手に入れるのはさくらかモンキーXか!?全員で知恵を出し合いながら進める協力ゲームです。

商品ページ
https://tsumikiya.jp/products/detail.php?product_id=1170

この度、「さくらの大冒険」発売に先駆けて、開発のきっかけや完成に至るまでの過程、こだわりや想いなどを、当店スタッフであり、ゲームデザインを担当しました津村修二から《さくらの大冒険 開発ストーリー》と題し、連載形式で紹介していくことにしました。vol.1ではその経緯からお話します。

【開発のきっかけ】

2017年夏。つみきや創業25周年を記念したゲームを作ってほしい、ということで原田圭悟(つみきや店主・原田隆の次男、スタッフ 以下、原田)から私(津村)は開発の依頼を受けました。2018年9月11日で創業25年を迎えたつみきやですが、その25周年記念オリジナルゲームの開発依頼でした。

私はつみきやで勤務するほか、ボードゲームクリエイターとしても活動を続けており、オリジナルのゲームデザイン(代表作「Amen」)も行なっていますが、つみきやでオリジナルゲームを開発するのは初めてのこと。作らせてもらえてうれしいという気持ちの反面、下手なものは作れないというプレッシャーを同時に感じました。

ボードゲームクリエイター。その肩書きを名乗っていながら、商品化したオリジナルゲームは「Amen」しかない私。その上、それを考案したのは2009年のこと。つまり、8年近くゲーム作りのブランクがあり、作り手としての感覚や技術が錆びついていないか、自分の職能に対する不安も正直なところありました。一方、この8年間で数百種類ものボードゲームに触れ、何が面白いゲームなのかを感じ取り、たくさん吸収してきたという自負もありました。つみきやに勤め出すようになって、どんな人がどんな場面でどんなゲームを求めているのか、そうした生の声も数えきれないほど聞いてきました。今の自分だったら過去最高に面白いゲームが作れるはず。そんな自信を胸に、私は8年振りに新作のゲームデザインに着手しました。

【どんなゲームを作ったら喜ばれるか?】

ゲームデザインをするにあたって、私は「つみきやオリジナルゲームである以上、子どもの健やかな成長を願うような温かなテーマでゲームを作る」ということを第一に考えました。これは絶対に守りたい自分の中での約束事のようなものです。その時に思い浮かんだのはつみきやオリジナルゲーム第1作目「さくらのきのぼり」。好奇心いっぱいのおさるのさくらが世界を旅し、セコイア、ヤシの木、バオバブ、モミの木といった木を登るゲームなのですが、イラストとともにとてもやさしくてほんわかするテーマで、つみきや25周年記念ゲームにはさくらを主人公にした続編がふさわしいと思いました。すでに1,000個以上の販売実績があり、さくらに愛着を持つ子も多いので、そういった意味でも続編の製作は喜んでもらえるのではないかと考えました。

また、福岡市内小学校の留守家庭を数多くワークショップで回っている原田から「協力ゲームはどうか」という提案をもらいました。協力ゲームとは誰かと競って一番を決めるのではなく、みんなで力を合わせて課題を解決するタイプのゲームです。留守家庭では、子どもたちの間でゲームの勝ち負けによってケンカが起きることがあるらしく、仲良く遊べる協力ゲームがあったら役に立てるのではないかという提案でした。私はその話を聞いて、ゲームが活用される現場での協力ゲームに対する需要を知り、それを満たせるようなゲームを作りたいと強く思いました。

ここでおぼろげながら「さくらの続編、協力ゲーム」という主軸となる方向性が決まりました。

vol.2へ続きます)

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