子育て応援情報「つみきのき」

那珂川市岩戸北小通級指導教室にてボードゲーム体験会

那珂川市岩戸北小通級指導教室にてボードゲーム体験会


こんにちは。スタッフの津村です。

2026年7月、 那珂川市岩戸北小通級指導教室にてボードゲーム体験会を実施させていただきました。 

すでに福岡市内の通級の先生方にご活用いただいているボードゲームですが、他の自治体でもぜひボードゲーム活用を知っていただきたい、と体験会を企画しました。今回は自立活動とのつながりを皆さんと考える、研修的な要素を入れた初めての試験的な会だったため、無料開催といたしました。

当日は特別支援クラスの先生を含め、11名の参加がありました。

通級で特に人気の高い協力ゲーム「さくらの大冒険」、バランスゲーム「スティッキー」、反射神経系アクションゲーム「スピードカップス」、駆け引きのカードゲーム「ハゲタカのえじき」の4つのゲームを中心に体験してもらいました。

どのゲームも非常に楽しんでいただきましたが、さすがだと思ったのは、遊んでいる途中で「〇〇さんに合いそう」「〇〇さんには難しいかも」と具体的な子どもの名前が必ず出てくるということでした。常日頃、個別の生徒のことを真剣に考えているからこそ、出てくる発想だと思います。

特に「さくらの大冒険」では「協力ゲームなので、勝ち負けにこだわる子もかんしゃくを起こさずにできるので良い」「場を和らげられる」との感想をいただきました。もともと学童保育の現場で「よく喧嘩が起きる」との声を聞いたので、その困りごとを解決するために作ったゲームでしたが、通級の先生にも評価をいただいています。

また、このゲームは海賊船のカードを最初からこっそり抜いておくことで必ず勝てるようにするアレンジも可能です。こうしたルール変更が柔軟にできるのもボードゲームの良いところ。「スティッキー」も協力ゲームとして、みんなでアドバイスをしながら、できるだけ崩さないようにプレイするというやり方もあります。最小3本の棒で安定しますので、そこを目指すのも良いと思います。

さて、先生方にとってボードゲームを選ぶ基準は「楽しい」だけでなく、個別の学習目標の達成に対し、何が活用できるかを考えて選ぶ必要があると思います。

そこで、自立活動とのつながりという点で自立活動6区分27項目のうち、今日遊んだ4つのゲームがどの項目に当てはまるかをグループに分かれて話し合ってもらいました。

事前に私が当てはまると考えていたのは「心理的な安定」「人間関係の形成」「コミュニケーション」の3区分だったのですが、それに加えて「身体の動き」「環境の把握」の一部の項目にも当てはまるのでは?という先生方の見解をいただきました。確かにそのようにも感じました。もっと知見を広げて、より深く考えていけたらと思います。

最後に、個別具体的にボードゲームを考えるための練習材料として、島根県教育センターHPにある自立活動シート記入例(https://www.shimaneec.pref.shimane.lg.jp/shien/tokubetsushien/1218.htmlにあるお子さんの例から、今日遊んだボードゲームのうちどれが適しているかを考えてもらうワークを行う予定でしたが、時間の関係で紹介だけに留まりました。

この度は貴重な機会をありがとうございました。

通級指導教室向けのボードゲーム体験会にご興味がある方はぜひお問い合わせください。

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