コンセプト
子どもの遊びをより豊かに
皆さまは、大切なお子さんが「楽しんでくれるかな」「すくすく成長してほしいな」と思いながらおもちゃを選んでいらっしゃるのではないでしょうか。
おもちゃラボラトリーつみきやは、子どもの遊びや成長の研究、オリジナルのおもちゃ開発、厳選した世界のおもちゃの仕入れ販売を通じて、遊びをより豊かにするお手伝いをしていきます。
想像の余白
つみきやのおもちゃはデザインも機能も材質もどれをとってもシンプルです。遊び方を押し付けないシンプルなおもちゃだからこそ、想像する「余白」がたくさん。無限の遊び方を発見するのは子どもの得意技ですから。
安心・安全
つみきやではなによりも、安全性を大切にしています。誤飲のリスクのない大きさや形状、また塗料の安全性などたくさんの工夫をされたおもちゃのみを取り扱っています。
探求
年齢や性別だけにとらわれず、その子その子にあった、遊びを豊かにする研究しています。お客様との対話や、遊ぶ様子の観察・記録を継続的に行うなどで、おもちゃ開発やご提案に役立てています。
関わり
親御さんとの交流も大切にしています。どんなおもちゃを買ったらいいかな?と来店された方の育児相談に発展することも日常です。また、子どもが楽しめるイベントや、ママ・パパに役立つ子育てセミナー、交流イベントも実施しています。お気軽にご参加いただけますとうれしいです。
つみきやとは?を少し話します
こんにちは。つみきやの店長、原田圭悟です。
子どもにとって遊びとは生活そのもの、起きている時間の全てと言ってもいいかもしれません。おもちゃは、そんな大切な遊びを支える重要な要素の一つだと考えています。
つみきやは、1993年オーナーである私の父が創業しました。父は、はじめての子どもである私の兄が生まれた時に、良いおもちゃを探し回ったそうです。その時に出会ったヨーロッパの木のおもちゃの魅力にとりつかれ、自らおもちゃ屋を開くことになりました。
以来、福岡の方を中心に良質なおもちゃを提供してきた自負があります。良質なおもちゃとは何か、と考えるときに「機能」と「デザイン」が2つの大事な柱だろうと思います。
機能とは、安全性を最低限の条件として、発達の段階に沿った豊かな遊びを促すものです。その際、「自発性」「能動性」といった自ら働きかけることが、遊びの本質であり、良質なおもちゃは「自ら働きかける」遊びを自然と生み出すものと考えています。
また、父はヨーロッパの木のおもちゃの美しいデザインに惚れておもちゃ屋を始めました。「子どものものだから適当で良い」ではなく、「子どもにこそ最高のものを」というヨーロッパの各メーカーの精神を心から尊敬します。大人の生活空間にあっても、自然と美しく存在感を放つおもちゃは、子どもに大人の価値観を伝える重要な役目を果たしているでしょう。
父が店を始めた1990年代に比べると、ヨーロッパの木のおもちゃを目にする機会も増えました。今なお、機能的にもデザイン的にもヨーロッパがおもちゃの先進国です。一方で、おもちゃは文化や生活に根ざしたものですので、より日本人に適したものがあるのではないか、と思うこともあります。例えば、キリスト教の文化を背景にしたものなど普段の生活には馴染みがない人も少なくないでしょう(おもちゃ自体はすごく美しく、かつ機能的なのですが。)
そんな疑問から、この日本で自分たちの生活に根ざした、より良いおもちゃを作ることができないか、という挑戦も始めています。「ヨーロッパ」にこだわりがあるのではなく、「より良質なおもちゃ」にこだわりがあります。
つみきやは、2021年11月に福岡の都心から郊外に移転しました。新しい店舗では、そんな挑戦の基盤となるように、子どもや大人と対話を重ねていく場所にしたいと思っています。お客様との会話や、お子さんが遊ぶ様子の観察から、より良い遊びとは何か考え探求し、時には専門家の力も借りながら、遊びをより豊かにする知見をためていきます。その知見をもとに、お客さまへの情報提供やおもちゃの開発を行い、遊びのスペシャリストとして、お客さまに信頼いただけることを目指しています。