獣医師の小菅正夫先生のお話(参考元:コウモリとゾウの聴力はどちらがいいの?|読むらじる。|NHKラジオ らじる★らじる )によると、コウモリやイルカは超音波(人間に聞こえない高い周波数)を発してエコーロケーション(音の反響によって物体の距離・方向・大きさなどを知ること)を行い、獲物を見つけたり障害物を避けたりしているようです。一方、ゾウは低周波(人間に聞こえない低い周波数)を使って、仲間と長距離でコミュニケーションを取る能力を持っている、とのこと。
従って、正解は超音波ではなく、低周波を使う③「ゾウ」になります。
同じように音を使ってコミュニケーションする動物であっても、超音波と低周波と使う周波数が異なるのは興味深いですね。彼らにとって生き延びるためや生活の知恵として、そのような進化を遂げてきたことを考えると、遠い未来、もしかしたら人間のコミュニケーションの形も変わっていくのかもしれません。