もう3月ですね。2025年が始まったばかりのような気がしていたのに、時間はあっという間に過ぎていきます。
3月は卒業の時期ですが、上の娘のかすみも卒園間近、来月からいよいよ小学生です。地元の公立小学校に行くのですが、必要な物品リストなどをもらって、バタバタと準備をしています。
娘の通う保育園は、文字の勉強をするのは小学生になってからでOKという方針で文字学習をしません。ただ、かすみ自身は最近文字への興味が強くなってきたようで、「”か”はどれ?」など、文字を指して、質問してくる事が多くなりました。
僕は、基本的には先取り学習的なことは逆効果、と考えていることもあって、こちらから何か教えていくことはありません。ただ、子どもの興味が何事にも代え難い大事なこととも思っているので、興味は満たしてあげたい気持ちが強くあります。
なので、教え込むと言うほどではありませんが、これが「か」だよ、とか聞かれたことに答えていました。
すると、自分の名前(かすみ)を書くようになったり、名前以外にもいくつか文字を知っていて、友達の名前なども、たまに書いたりしています。
かすみがやったことは「観察して、真似してみる」ことに尽きます。おそらく大事な前提として「興味がある」ことがあるとは思いますが、よくみて、真似してみる、ということだけで、自らどんどん身につけていく感じを目の当たりにして、すごいなーと思いました。
小学生になると、「教えてもらう」ことを学ぶ時間も多くなってきます。生活環境も大きく変わる中で、娘がどんな風に変化するのか、馴染めるのか、少しドキドキしながら入学までの時間を過ごしています。
コラム【原田圭悟の「子育て、日々余裕なし」vol.29】 2025年3月
