ボードゲームのルールについてのお問い合わせ、大歓迎です!
こんにちは。スタッフの津村です。
先日、ゲーム会にて「ペンギンパーティ」というカードゲームのルール説明をしたところ、こちらをよく遊ばれている方から「ルールが違うのでは?」とご指摘を受けました。
私は1段目の並べ方について、最初に出されたカードから、左隣なら左隣、右隣なら右隣と、決まった方向に順に出していくものであり、さらに、1段目がすべて完成してからでないと、2段目を乗せてはいけないものだ、と思っていました。
しかし、その方がおっしゃるルールの解釈では、最初に出されたカードから、隣に置くというルールは同じですが、それは毎回右隣でも左隣でも良くて、とにかく1段目のカードに対して隣接していればOKというものであり、さらに、1段目が完成していなくても、2段目に乗せられるのであれば乗せてOK、というものでした。
メーカーの動画で確認してみると、私のルールが間違っていて(スタッフとして恥ずかしいことですが)、その方のルールが正しいということが分かりました。
なるほど、実際に遊んでみると、正しいルールの方が早い段階で駆け引きが生まれ、よりエキサイティングな戦いになり、面白かったです。
きっと皆さんも私のようにルールを勘違いして解釈していた、あるいはこの解釈で合っているのか、不安になられることもあるのではないかと思います。
さて、ルールについて。
一番ゲームを遊び尽くしている人は、ゲームの作者である場合がほとんど(例外はありますが)なので、やはり説明書に載っているルール、つまり作者が意図したルールで遊ぶ方が面白い確率は高いでしょう。
ただ、それが間違いであっても、そう解釈したのはその方がゲームとして自然で、わかりやすかったのかもしれません。
もともと自由自在にアレンジルールを作れるのがアナログなボードゲームの魅力です。間違った解釈でゲームを遊ばれていたとしても、何ら問題ありません。ただ、正しいルール、作者が意図したルールを確認しておくのも、そのゲームの楽しさを享受する一つの方法だと思います。
つみきやでは皆さんが遊ばれているゲームのルールについてのお問い合わせは大歓迎です。「そのような解釈をされたのだ」という発見の一つ一つが、多様に遊び方を変えられるアレンジルールの引き出しとなり、私たちの財産になります。
お持ちのゲームのルールに不安をお持ちの方、どうぞお問い合わせください。
つみきやスタッフ
津村修二