全国的にも厳しい寒さが続きましたが、ようやく福岡は寒さが少し緩みました。寒いのが苦手なので、厳しい寒さに戻ることなく、このまま春に向かうことを願っています。
さて、先月の話ですが、福岡県子育て保育のつどいに参加してきました。保育士や園に通う子供の保護者が学び、交流することを目的として、今年で34回目を迎えるとのことでした。
午前中は基調講演で、名古屋から来られた大学の先生のお話を聞き、午後からは分科会で私はその1つをおもちゃで遊ぶコーナーとして担当しました。
午前中の講演では、発達心理学を専門とする先生のお話でしたが、ご自身の子育て経験を交えつつ楽しくお聞きしました。
午後からのおもちゃのコーナーの準備もあって、私の中では、「子どもの好奇心を大事にする」というキーワードを持っていたのですが、講演の中でも子どもの好奇心が起点となって、周りの大人がそれに気づいてあげることの大事さ、という話があり、うんうん頷きながら聞いていました。
今回、少し準備する側の様子も垣間見ることができたのですが、事務局の方はもちろん、保育士の方も準備にたくさんの時間を割いていました。
日々の保育でも忙しいのに、本当に頭が下がります。同時に、保育士の方にとって普段の仕事を振り返り、学びを得るような場はとても貴重だと思います。振り返る場を持つのと持たないのでは、長い目で見ると保育士としての経験に雲泥の差が生まれることでしょう。
なかなか簡単なことではないですが、自分達の日々の仕事の中でも、振り返る要素をどのように組み込んでいくかは、とても重要なことだと思います。
コラム【原田圭悟の「子育て、日々余裕なし 」vol.28】2025年2月
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