暑くなって風が吹くのが待ち遠しいという意味で付けられたようです。別名で松風(待つ風)月とも言うそうです。なぜ6月なのに暑いのか?それは現在の季節感とは1~2ヶ月ほどのずれがあるから。今の6月は7月から8月くらいを指すということなんですね。
ちなみに①「梅月(うめづき)」と③「月不見月(つきみずつき)」は5月の和風月名でした。梅月は梅の収穫時期ということから、月不見月は五月雨(梅雨)で月が隠れてなかなか見えないことから命名されたようです。
和風月名、知れば知るほど美しいですね。季節の移り変わりに対し、とても繊細な感性を持って、趣を感じながら暮らしていたことがわかります。
まだまだたくさんありますので、ご興味のある方はぜひ調べられてみてください。