みなさま、こんにちは。つみきやの原田圭悟です。
土曜日に、無事移転後の再オープンをすることができました。
クレジットカードがまだ使えなかったり(本日火曜日から使用できます。。)、
看板をオープンの日に取り付けていたり(つみきやの「つ」が付いてたからわかった、という方がいらっしゃいました。)、
色々と準備が整わずにご不便をおかけしましたが、それでもオープンできたことにホッとしています。
イムズでの営業を終えてから、時間が空いてしまいました。
再オープンをしてみて、やはりお店を開いてお客様に来てもらえることのありがたみをつくづく感じます。
落ち着いてきているとはいえ、まだまだコロナ禍ですし、まして移転先は城南区の住宅街で天神にあった以前の場所とは利便性が異なります。
再オープンの日に駆けつけていただき、お祝いのお花やお菓子までご用意いただいたお客様もいらっしゃり、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
つみきやを再スタートするこの油山の麓のエリアは、私にとっては生まれ育った地元です。
子どもの頃のつみきやもこのエリアにあり、私にとってはすぐ近くにあるものでしたが、お店は「わざわざ」足を運んでくださる多くのお客様に支えていただきました。
とはいえ、毎日お客様で溢れかえるようなお店でもなく、今でもよく思い出すのは、
布団に入った僕に、扉一枚隔てた居間から聞こえてくる、父と母の会話です。
「今日はお客さん、来んやった。。」
お店を始めてすぐの頃だったのかもしれません。
毎日お客さんが0だったわけではないと思います。
それでも小学生ながらに強烈にこの会話を覚えています。
お客様に来ていただくということが、いかに難しいことか、そして貴重なことなのか、今思えば大事な学びを得ていたのかもしれません。
イムズの閉館に伴い、つみきやは、多くの方にとって「わざわざ」来ていただかないといけないエリアに戻りました。
あまり表情が豊かでもないので、伝わりづらいかもしれませんが、ご来店に心からの感謝の気持ちを持っています。
改めて、「わざわざ」来てくださるに値するお店であるように引き続き頑張ってまいります。
つみきや
原田圭悟