あっという間に年末ですね。
毎年、時間が過ぎるのが早くなっている気がしますが、今年は暖かめな気候のせいか、あれもう年末?という驚きが少し大きいように感じます。
さて、小学一年生の長女かすみは、学校でおうちの手伝いを1週間するお題を言われて帰ってきました。かすみは、洗濯物を畳むなど合計4つのお手伝いを決めましたが、そのなかに妹を寝かしつける、があり僕は内心大喜びでした。
数ある家事育児の中でも、寝かしつけは圧倒的に嫌いなもので、暗闇の中、何もすることなく、子どもたちが寝るまでただ時間が過ぎるのを待つというのが、僕は苦手で苦手でたまりません。
それで、その夜はもうウキウキで、かすみに今日はかんな(妹)を寝かしつけるとよね?と確認すると、返事も上機嫌でやる気十分です。
これで安心と思っていたら、かんなが奥からモゾモゾしながらやってきて、「お姉ちゃん、ごめーん」と言います。何事かと思ったら、お姉ちゃんの楽しみにしていた塗り絵を勝手に塗って、しかも4歳でまだあまり綺麗に塗れないものだからグチャグチャに塗っていたのでした。
かすみは好きな遊び第一位は塗り絵だろうというくらい塗り絵が好きで、それを見て激怒。謝っても許さんけんね!と怒鳴り散らしています。
もしや、と思いましたが、案の定、寝かしつける話はどこへやら、一人でぷんぷん寝てしまいました。結局、お手伝いの1週間一度も寝かしつけず、それでも1週間終わったらきっちりお手伝い週間を終了させていました。まぁ幸せに生きていけそうな気がします。
コラム【原田圭悟の「子育て、日々余裕なし」vol.38】 2025年12月
