8月のおすすめ絵本
初めまして、こんにちは。スタッフの宮城です。
今月より絵本の紹介のコーナーを、スタッフの宮﨑にかわりましてお伝えしたいと思います。
よろしくお願いいたします。
8月に入り、夏休み真っ只中のこの時期、みなさんは海や山へとお出かけされているのではないでしょうか?
その折には、海辺に立つ木や、クワガタや蝉がとまっている木々に、そっと目をむけてみませんか?
えだにのぼって遊んだり
木陰でお弁当を食べたり
様々な場面を通して、木がどんなに素晴らしいか
大切なのかを’ぼく’の目線で語りかけてくれます。
『木はいいなあ』
ユードリイ さく
シーモント え 1000円+税
さいおんじさちこ やく 5才くらいから
偕成社
この絵本には、永い年月ずっとそこに根をおろし、人々を見守ってきたであろう大木が描かれています。
また、色がついているページとそうでないページが交互にあることで、絵の中に静けさが生まれ、ゆったりとした時間が流れています。
1957年コルデコット賞を受けてから(おはなしキャラバンー石竹光江より)半世紀以上もたつのですがいまだ色あせることのない絵本です。