1月のおすすめ絵本
流れがはやいため、何度橋をかけてもながされてしまうという大きな川があった。
困り果てた村人たちは、一番腕のたつ大工に頼むことにした。
大工が川をのぞいていると、大きな鬼が現われて・・・。
はてさて、鬼は、橋をかけてやったかわりに大工の目玉をよこせと言ってきた。
大工が「まってくれ」と言うと、「おれの名前を当てればゆるしてやってもええぞ」とどなった。
名前を言い当てる最後のやりとりが愉快な昔話です。
「橋をかけてやったかわりにめだまぁよこせ」
鬼の名前を当てればゆるしてもらえる大工は見事、言い当てられるでしょうか。
鬼と大工のやりとりが愉快な昔話です。
『だいくとおにろく』
松居直 再話 - 赤羽末吉 画
800円+税 4才から