没頭する遊びの中で育まれる集中力
こんにちは。スタッフの津村です。
先日、将棋の藤井聡太四段(中学2年生)が幼少期の頃から立体パズルの要素を持つビー玉転がし「キュボロ」に熱中していたという記事を書きました。その中で私はその集中力に着目し、とことんのめり込める力があることは素晴らしい、と評しました。
時間が経つのも忘れるくらい何かに没頭できる、というこの集中力は「遊び」によって育まれる部分が大きいと思います。先に挙げた藤井四段の場合も、楽しいという感情を伴った、自らが主体性を持って取り組んだ「遊び」が高い集中力を育てたわけであり、もしこれが楽しさのない、苦痛を感じるようなもの、さらには無理矢理やらされるようなものであったとすれば、きっとあれだけの集中力は育まれなかったでしょう。
将来、どんな仕事をしていく上でも欠かせないのが集中力です。その力は大人になってからいざ身に付けようと思ってもなかなか難しいものがあります。集中力とは子ども時代の「遊び」によって気付かないうちにトレーニングされて身に付けられてきた力なのではないかと思います。
子どもが楽しいと思える「遊び」には個人差があります。パズルが好きな子もいれば、ごっこ遊びが好きな子もいる。外で遊ぶのが好きな子もいる。十人十色、何を楽しく感じるかはそれぞれ違います。
そんな子どもの多様な「遊び」の要求に応え、没頭できるほどの楽しさを引き出すのが私たちが紹介しているおもちゃの役割ではないかと考えます。