好奇心の芽を摘まないために
こんにちは。スタッフの津村です。
台風一過、今週は穏やかな晴れの日が続くようですね。紅葉もちらほらと始まって一段と秋らしくなってきました。
さて、今日は「好奇心」についてのお話です。
日常の中で気になることに対して、「なぜ?」「どうして?」と深く考える方、または気になることそのものが多い方は好奇心旺盛だと言えます。好奇心は毎日の生活に潤いを与える素敵な心ですから、ご自身の好奇心をぜひ大切にされてほしいなと思います。
人間が何も好奇心を持たなければ、ここまで文明は進化していなかっただろうと思います。例えば、ニュートンがりんごが落ちたのを見て何も感じなければ、万有引力の法則が生まれてこなかったように。
そんな好奇心ですが、とりわけ、子どもの好奇心は尊重してあげてほしいです。
「これはだめ」「それはだめ」と子どもが興味を持ったもの、選んだものを否定することは、その子にとっての好奇心の芽を摘んでしまうことに繋がりかねません。どうせ興味を持ってもまた否定される、となれば、興味を持つこと自体に対して消極的になってしまいます。自分のことを肯定できる力=自己肯定感が希薄になれば、好奇心を育むことも難しくなるでしょう。
ですので、まずは頭ごなしに否定せず、子どもが興味を持ったものは何でも挑戦する機会を与える。同時にそれは失敗をする機会を与えることにも繋がります。失敗はどんどんさせてあげましょう。そうすることで好奇心は伸びやかに育まれ、いつかそれがその子の花を咲かせることになると私は思います。