11月のおすすめ絵本
今回は、10月に開催した絵本の読み聞かせの会で取り上げた絵本を紹介します。
会に参加してくれた6才と3才の女の子のどちらもが面白かったと言ってくれた絵本です。
これは、50年以上も前にアメリカで出版された作品です。
きつね狩りの大会が盛大に行われます。
たくさんの狩猟犬をしたがえて。
一方きつねのおうちでは、きつねの子どもがお母さんに聞きます。
犬たちはどうしてあんなにほえてるの?と。
お母さんきつねは、きつね狩りのことを教え、言って聞かせます。
きつねが最後、どうなるのかまで。
追う犬たちや逃げるきつねを勢いよく描き、私たちを惹きつけます。
追われるきつねの側から見たきつね狩り。
それは、タイトルと、表紙の緑の帽子をかぶったきつねの表情が、すべてを物語っています。
誰もが読めるように、振り仮名がつけられています。
きつねからみたきつね狩り
お母さんきつねが子どもたちに
言って聞かせます。
家族のきずなのお話です。
『よくぞ ごぶじで』
きつねの かぞくの おはなし
ルドウィッヒ・ベーメルマンス 作
江國香織 訳
BL出版 1600円+税 4才ごろ〜