2月のおすすめ絵本
読んであげるなら3才からというこの絵本。
昔から語り継がれてきたウクライナの民話です。
幼い子どもたちは繰り返しが大好き。
思った通りにまた同じことがあると嬉しくて、安心するし、その子の自信にも繋がります。
おじいさんが気付かず落とした手袋。
この暖かそうなてぶくろに、初めは小さなねずみさんが入り、かえるさん、うさぎさんと続きます。
だんだんやってくる動物たちの体格も大きなものとなり、おしまいにはのっそりクマさんまでもが入ってきます。
一方、片方の手袋を落としたことに気付いたおじいさんは、探しに戻り、子犬が先に駆けて行きます。
(おじいさんの世界と動物たちの空想の世界がここで重なります)
さあ、てぶくろの中の動物たちはどうなるのでしょう。
おやすみ前の絵本におすすめです。
ウクライナ民話 「てぶくろ」
エウゲーニー・M・ラチョフ 絵
うちだりさこ 訳
福音館書店 1,000円+税 3才〜