運で決まるシンプルルールのカードゲーム「さくらのきのぼり」。
実はこのゲーム、木をつないで高得点を目指す基本ルールの他にまた別の遊び方もできるんです! 今回は「さくらのきのぼり」を使った新しい遊びを3つご提案します。
ハリガリ遊び
順番にカードをめくり、同じ果物が場に5個出たら真ん中のベルを鳴らす「ハリガリ」という子供向けの人気ゲームがあります。
この「ハリガリ」と似たようなルールが「さくらのきのぼり」で遊べます。 「ハリガリ」の果物の数の代わりになるのが、「幹」に描かれた鳥の数です。
4種類の木の「幹」には1羽〜4羽の鳥が描かれています。そして鳥がいない「幹」が1枚だけあります。
- すべてのカードをよく混ぜて山札とし、そこから順番に一枚ずつ引いて自分の前に出していきます。
- 場に出た鳥の数を自分以外のカードも含め、木の種類に関係なく数えます。(上の写真では合計5羽)
- 「てっぺん」や「根元」、「さくらカード」は0として数えます。 ・一周したら、自分が前に出したカードの上に重ねて置きます。(前の数は無効になります)
- 場に出た鳥の数が合計で4羽になったら、それに気付いた人が「はい!」と言います。
- 数が合っていたら、それまで場に出ていたカードを全部もらうことができます。
- 山札が無くなったらゲーム終了。一番多く枚数を取った人の勝ちです。 合計の数を3羽や5羽に変えて遊んだり、短時間で決着がつくように幹だけ使ったりしても面白いでしょう
神経衰弱
すべてのカードを裏返しに並べ、同じ絵の2枚のカードをめくれたらそのカードがもらえる”神経衰弱”としても遊べます!
- 通常の神経衰弱と同様に、全て裏返し、カードを二枚めくります。
- 同じカードが二枚出たらもらえます。違うカードだったら次の人の番となります。
- 「幹」は鳥の数に関係なく、同じ木の「幹」ならもらえるものとします
- 「幹」は各種5枚あるので、ゲームの最初に1枚ずつ抜いておくと良いでしょう。
- また、中央の「さくらカード」を獲得すれば3組分のポイントになるといったルールを入れると、より白熱したゲームになるのでオススメです!
さくらのきのぼり風の神経衰弱
さらにアレンジルールとして、さくらのきのぼり風の神経衰弱もできます。基本は神経衰弱と同じですが、2枚ペアではなく、木を完成させたらそれらのカードがもらえるという少し難しいルールです。- 同じ種類の木で「てっぺん」「幹」「根元」をめくれたらもらえます。(最低3枚以上)
- この時、「幹」は何枚あっても構いません。多ければ多いほど一気にもらえます。上の写真だったら、なんと8枚ももらえます!
- 違う種類の木や同じ種類の「てっぺん」や「根元」を重なって引いた時点で自分の番は終わり。
- 木が完成して獲得できる状態でも「幹」を引くためにめくり続けることができます。この時、伸ばそうとする木の「幹」以外を引いてしまったら、何ももらえず、自分の番は終わり。
- 「さくらカード」は全種の「幹」に代用ができます。「てっぺん」「根元」には代用できません。
- 場のカードで木が完成しなくなったらゲーム終了。一番多く枚数を取った人の勝ちです。
- わかりやすいように「さくらカード」だけ2枚揃えばもらえて、3組分のポイントになるというルールに変えても盛り上がると思います。このあたりはお好みでどんどんアレンジされてください!