こんにちは。スタッフの津村です。
現在、当店では「遊び場」という30分貸切(予約制)でおもちゃを自由に遊んでいただけるサービスを実施しておりますが、先日の遊び場でこんな発見がありました。
「スライドカラー」(写真中央:ボード)で遊んだ、あるお子さんがいました。
色や模様の異なる6つの円盤を色や模様が同じ場所に、1つだけある空きスペースを使いながらスライドさせる、というおもちゃなのですが、その子は2つほど同じ場所に動かした後、その遊びをやめて、早々に違う遊びへと移りました。
「なぜ、6つ全部最後までやりきらないの?」と思った私。
しかし、子どもの遊びの視点で考えれば、「そうか、自由で良いんだな」と考え直しました。
大人はつい「このおもちゃはこうして遊ぶものだからこう遊ばなくてはいけない」という固定観念を勝手に作ってしまい、それを子どもに求めてしまうことがあるように思いますが、本来「遊び」とは、子どもが主体性を持って、好奇心の赴くまま、能動的に取り組む活動のこと。
そう考えると、その子にとっては遊びの仕組みがわかったことでその遊びは満足だったのでしょう。
お勉強ではなく、遊びなのですから、無理に「6つ全部揃うまでさせなきゃ」と考える必要はないんですね。
「こう遊ぶのが正しい」という固定観念を捨てる。これはこのおもちゃに限らず、すべてに言えることだと思います。
写真は本日の遊び場での様子(再現して撮影したもの)です。スライドカラーのボードをテーブルに、コマをケーキに見立て、周りにカラフルフレンズのお人形たちを座らせて、「ハッピーバースデイ♪」。とっても楽しそうなお誕生日会を開いていました。子どもの発想は自由ですね!
遊び場を通し、スタッフの私自身、毎回多くのことに気付かされます。
貴重な機会をありがとうございます。
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