さくらの大冒険 アレンジルール(1)チーム戦ルール
こんにちは。スタッフの津村です。
先日、壱岐の子育て支援NPO法人ちんぐ☆ちんぐさんが主催する「おもちゃ広場」にて、「さくらの大冒険」を紹介しました。
子どもたちにとても楽しんでもらえたのですが、会の終了後に「海賊役になって遊んでいる男の子がいました」というお話を聞きました。
詳しく尋ねたところ、その子は一人だけ海賊役になって、モンキーXのコマが黄金バナナのマスまで進んだら自分の勝ちとしてゲームを楽しんでいたそうです。
話を聞いて驚きました!プレイヤーの一人が海賊役になる発想が無かったからです。枠にとらわれないってすごい!やっぱり子どもは遊びの天才だと思いました。
そのアイデアを元に、以下のようなアレンジルールを考えてみました。
アレンジルール(1)チーム戦ルール
◆チームの振り分け
・さくらチームとモンキーXチームに同じ人数(2人対2人など)で分かれます。
・さくら対モンキーX(1人対1人)にして2人で遊ぶこともできます。
・3人、5人といった奇数人でも1人対2人などチームに分かれて遊べます。
◆ゲームの進め方
・手番はさくらチーム→モンキーXチーム→さくらチーム・・・と交互に行います。
・基本ルールは変わりません。手番になったらアクションカードを引きます。
◆勝利条件
・さくらチームは6つの宝石を集めると勝ち。(最初から宝石を6つでセットします)
・モンキーXチームはモンキーXのコマを黄金バナナの地点まで進めると勝ち。
◆数字カードが出た場合
・さくらチームがさくらのコマを進められます。
・真っ直ぐだけでなく、曲がっても進められます。
(モンキーXチームが数字カードを出した場合もさくらチームが動かします)
◆方位磁針・望遠鏡カードが出た場合
・方位磁針、望遠鏡でめくるカードの中身は相手チームには見せないようにします。
・ただし、めくったカードの場所は相手チームにわかるようにします。
◆舵カードが出た場合
・さくらチームがさくらのコマを宝石の場所まで進められます。
(モンキーXチームが舵カードを出した場合もさくらチームが動かします)
◆海賊船カードが出た場合
・基本ルールの通り、モンキーXのコマを進めます。
基本ルールのままで遊ぶと、モンキーXチームがかなり有利になってしまうため、さくらチームにはさくらのコマの動かし方にハンデを与え、宝石の数を6つにしてゲームバランスを調整しました。
方位磁針・望遠鏡カードを引いた時にチームの仲間だけでこっそり見るなど、新鮮なプレイ感覚が楽しいルールです。
上級者になれば、さくらチームが方位磁針カードを使って中身を見たにも関わらず、その後、ずっとそのカードを使わなかった場合、それは海賊船カードの可能性が高い、とモンキーXチームは推理することができるでしょう。逆もまた然りで、モンキーXチームが中身を見たカードをずっと使わない場合、それは海賊船カードの可能性が低い、と考えられます。
しかし、それは相手チームを引っ掛けるための巧妙な作戦で、あえて使わなかったのかもしれません。そのあたりの心理的な駆け引きもこのアレンジルールの面白いところです。
基本ルールに慣れてきたら、ぜひアレンジルールで楽しんでみてください。新たな面白さを発見できると思います。
また、こんなアレンジルールで遊んでますよ、という方がいらっしゃったら、どうぞ私たちに教えていただけたら嬉しいです。
さくらの大冒険(本体価格¥3600+税)
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