カードを積み上げるバランスゲーム「キャプテン・リノ」(対象年齢:5歳以上 プレイ人数:2人~5人 プレイ時間:10分~15分)のアレンジルールを紹介します。
アレンジルール
- どうぶつさがし 4才~(難易度:通常ルールより易しい)
- どこまで高く積めるかな? 4才~(難易度:通常ルールより易しい)
- 積み上げ競争 4才~(難易度:通常ルールより易しい)
- 協力プレイ 5才~(難易度:通常ルールと同じくらい)
どうぶつさがし 4才~(難易度:通常ルールより易しい)
壁カードには犬や猫、ブタ、ゾウ、クマ、ネズミといった多くの動物が描かれています。 その中から指定した動物を探すゲームです。同じ犬でもカーテンに隠れた子犬、モップをかけるお母さん犬、帽子をかぶったお父さん犬がいます。
壁カードの裏側(室内)にも白鳥やケーキ、お花、ネズミの絵などが描かれています。
◆ゲームの準備
・壁カードを適当に重ねて山にしておきます。
◆ゲームの進め方
・出題者が集めてほしい動物と数を言います。
・例えば犬5匹とブタ2匹のように2種類の動物でも、6種類の動物を1枚ずつでも良いです。
・回答者はそれを探します。
・1人で遊ぶ時は20秒以内など時間制限を付けると良いでしょう。
・2人以上で遊ぶ時は先にお題の動物を集めた方が勝ちとします。
※壁カードに描かれている動物の数 (表側)犬10匹 ・猫5匹 ・クマ5匹 ・ブタ4匹 ・ゾウ4頭 ・ネズミ4匹 (裏側)白鳥13羽 ・遠くのかもめ5羽 ・ネズミの絵13個
どこまで高く積めるかな? 4才~(難易度:通常ルールより易しい)
積み上げ競争 4才~(難易度:通常ルールより易しい)
◆ゲームの準備
・「土台カード」と「土台カードと同じ箇所に線が描かれた屋根カード」を並べます。(写真参照)
・壁カードを14枚ずつ配ります。
・「×2」のカード(3枚)を除いた屋根カードをよく混ぜ、7枚ずつ配ります。
◆ゲームの進め方
・「スタート!」の合図とともに一斉にタワーを作っていきます。
・壁カードは屋根カードに示された線に合わせて置きます。
・配られた屋根カードはどの順番で使っても構いません。
・途中でくずれた場合はまた積み直しができます。
◆ゲームの勝敗
・先に屋根カードを7枚乗せたプレイヤーはキャプテンリノのコマを取り、そのカードの上に乗せます。5秒カウントしてくずれなければ、そのプレイヤーの勝ちです。(くずれたら積み直し)
※上記は2人で遊ぶ場合の説明です。3人で遊ぶ場合、屋根カード各4枚 壁カード各8枚を配り、先に4枚乗せた人の勝ちとします。
【面白さのポイント!】
屋根カードには上に乗せる壁カードが1枚必要なものと2枚必要なものがあります。1枚は早く積めますが、安定しません。逆に、2枚は安定しますが、時間がかかります。 最初に配られる屋根カードはランダムなので、カードを引く運も影響しますが、どの順番で屋根カードを乗せていくかはプレイヤーの腕にかかっています。そのあたりが面白さのポイントです。
協力プレイ 5才~(難易度:通常ルールと同じくらい)
みんなでタワーをくずさないよう協力して積み上げます。進め方は基本ルールと同じ。 相談し合いながら、できるだけタワーをくずさないように積み上げます。 手札の屋根カードを全員がすべて使い切ることができたらクリアです。
バランスゲームをやっていると「くずしたくない」という気持ちから、 いつの間にか一致団結して協力し合っている時があります。 そもそもバランスゲームとは協力したくなるものなのかもしれません。
【おすすめポイント!】
基本ルールとは逆に、いかに乗せやすく次の人にバトンタッチするかを考えるところです。 また、積む時にお互いに応援し合えるのも魅力です。
文章 津村修二(つみきやスタッフ)