子ども時代の積木遊びと農場体験がその後の人生を変えた!建築家フランク・ロイド・ライト
1993年9月11日にオーナー原田隆の自宅で開業したつみきやは、おかげさまで本日27歳の誕生日を迎えました。創業の記念日に、オーナーの息子でスタッフの原田圭悟よりご挨拶申し上げます。
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こんにちは、原田圭悟です。
いつもご贔屓にしてくださるお客様のおかげで、本日27年目の創業記念日を迎えることができました。心より感謝申し上げます。
今でも昔からのお客様が来られると、「上の方?下の方?」と聞かれたりします。(私は二人兄弟の次男なので「下の方」なわけです。)
つみきやは父が自宅で開業したのち、福岡市南区の長住という自宅近くの住宅街で初めての店舗を構えました。その後、一回近くの西長住に移転した後、2013年に天神のイムズに移ってきました。今のイムズのお店は3つ目の店舗となります。
父としては都心に移転することは、一世一代の大勝負というか、大きな決断でした。しかし、そのイムズも来年2021年の8月には閉館することが決まっています。
新型コロナウイルスの感染も続くなか、イムズの閉館も迫るつみきやにとっては、大きな変化が必要な1年になります。
このような状況下で、なるべく店頭に来られても安心して買い物いただけるように、サンプルをしまって不特定多数の方が触れたものが店頭にないように気をつけたりしています。しかし、お子様連れが多い当店のお客様にとって、やはり都心に行きづらい状況が続いているのではないでしょうか。
そこで、最近は、オンラインでのコミュニケーションに注力しています。
その一つの提案が「バーチャル店舗」です。
「バーチャル店舗」では、店内をまるで歩いているかのように回遊することができます。
実店舗を訪れるお客様には、暖かい店内の雰囲気が好きと言ってくださる方も多いです。買い物は、欲しい商品を手に入れることだけではなく、雰囲気を感じて、想像を楽しむ場でもあると思います。
長年、実店舗での商売の軸にしてきた当店にとっては、お客様との会話であったり、実店舗の良さにかなうものはないような気がしています。
しかし、このバーチャル店舗でいろいろな想像を膨らませたり、新しいおもちゃの存在に気がついたり、少しでも楽しい買い物体験をしていただけると幸いです。
バーチャル店舗の他にも、送料規定を見直したり、ウェブ会員様向けのポイント制度を作ったり、オンラインでつみきやを利用しやすい環境を整える努力をしています。
ご来店いただけないこの時期には、ぜひつみきやのサイトをご活用ください。そして、いつの日か実際のお店にお立ち寄りいただけると幸いです。
つみきやがもう一つ力を入れているのが、オリジナル商品の開発です。コロロやさくらのきのぼりなど、グッドトイを受賞する開発商品も出てきました。今後ますます注力していくつもりです。
つみきやはヨーロッパの木のおもちゃが出発点としています。今でもデザインや品質、機能性といったおもちゃの総合力を考えると、世界のトップランナーはヨーロッパのメーカーが多いと思います。一方で、創業当初からつみきやは「ヨーロッパだから」、「木だから」という理由でセレクトをしているわけではなく、良いおもちゃとは何か考えた結果としてヨーロッパの木のおもちゃを選んできました。
今後も、良いおもちゃを追求していく姿勢を変えることなく事業を展開したいと考えています。
父は、今年の4月以降、諸事情で店に立つ時間が短くなりましたが、もはやおもちゃデザイナーではないかと思うくらい次々と新作のアイディアを出しています。(つみきやのコンセプトと言える、原田隆の考えるおもちゃ選びについては、ブログ記事をご参照ください)
大きな変化の求められるつみきやが、今まで以上に皆様におもちゃを通して、家族の楽しい時間をご提供できれば幸いです。
2020年9月11日
原田圭悟