キュボロ、クゴリーノについて
「キュボロ」は溝やトンネルが加工された立方体のパーツだけで構成されたビー玉転がしです。トンネルによって見えない道を作れるのが特長ですが、その分、難易度は高く、当店では5〜6才からお勧めしています。基本セットには「
キュボロ スタンダード」(54ピース)と「
キュボロ ベーシス」(30ピース)があります。
一方、"キュボロの弟分"とも呼ばれる「クゴリーノ」は立方体以外にもレールや三角屋根、半分の厚さの積み木など様々なパーツが入っています。難易度は低く、3才からお勧めしています。基本セットには「
クゴリーノ」(37ピース)と「
クゴリーノスタート」(27ピース)があります。
※写真はクゴリーノ。2020年7月以降の生産分からすべてのパーツが白木になっています。(写真:アトリエ ニキティキ提供)
共通しているのは傾斜のないフラットな道(レール)でコースを作ること。同じ5cm基尺なので両者は合わせて遊べます。
コース作りのサポート
先日、店頭で「クゴリーノを購入したけれど、子ども(3才)が興味を持たなくて困っています」というお悩みをお聞きしました。その時、もし「ほら、こんなに楽しいコースが作れるんだよ!」というコースのお手本が示せれば、子どもに興味を持ってもらいやすくなるのではないか、親御さんのサポートができるのではないか、と考え、当ブログで紹介することにしました。
今回はクゴリーノ編として、「クゴリーノ」「クゴリーノ スタート」のどちらでも作れるように共通のパーツを使ってコース作りを説明していきます。(「キュボロ」編は
こちら)
コース作り入門① 平面的なコース
まずは平面的なコースから作ってみましょう。
これだけでも子どもは繰り返し遊びます。写真のように穴の大きく空いたパーツ(パーツ名=M)をゴールにします。
変化のある長いコースに。くねくね(KL)を付け加えてみましょう。
直線から曲線へ。カーブ(K)で曲げてみます。
さらにカーブ(K)を加え、Uターンするコースを作ってみましょう。
コース作り入門② 立体的なコース
続いて、立体的なコースを作ってみましょう。
レールを支える土台には積み木を使い、高さを出します。加速パーツ(23)をスタート台にします。
さらに曲げてみましょう。
1段目にカーブ(K)とくねくね(KL)を加えると、ほらほら、コースが面白くなってきました!こんなふうにアイデア次第でどんどん広がっていきます。
コース作り番外編 パーツを活かす方法
パーツの効果的な活かし方を紹介します。
①ゴール(M)
Mのパーツはゴールとして使用しますが、両サイドに溝があります。
両サイドの溝を使って、このように2つのコースを作れます。どっちが早く着くか競争もいいですね。
②レール(G - GX - GC - GL)
レールは上下に重ねることで意外なものに変化します。それは・・・
トンネルです!このように見えない道を作ることができます。
③戻し(FN)
このパーツ、「一体何に使うんだ?」という不思議な形をしていますが、実はとっても面白いことができるユニークなパーツなんです!
な、なんと、行って戻ってくるスイッチバックが可能になるんです!これには驚きです。
レール(G)を逆さにしたトンネルの上に、加速パーツ(23)を積み、スタート台にしています。
まとめ
いかがだったでしょうか?平面的なコースから徐々に立体的なコースへと段階的にレベルを上げて作っていくと仕組みがわかりやすく理解できるのでオススメです。ぜひお試しください。
<これからビー玉転がしの購入をご検討の方へ>
クゴリーノ以外にもビー玉が見える状態でコース作りができるものとして、当店オリジナルの
cororo(コロロ)やハバ社の
組み立てクーゲルバーン、スカリーノ社の
スカリーノなどがございます。
キュボロ スタンダード(¥38,000+税)在庫あり
キュボロ ベーシス(¥26,000+税)※在庫なし 予約停止中 生産未定
クゴリーノ(¥26,000+税)※在庫なし 予約停止中 生産未定
クゴリーノ スタート(¥20,000+税)※在庫なし 予約停止中 生産未定
*2021年1月8日時点での情報です。