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コラム【原田圭悟の「子育て、日々余裕なし」vol.32】 2025年6月

コラム【原田圭悟の「子育て、日々余裕なし」vol.32】 2025年6月


早くもクーラーを入れる生活を始めてしまいました。梅雨らしく、ジメジメした毎日が続き、過ごしづらくなってきた気がします。

先日ある保育園さんで、積み木の研修を担当する機会をもらいました。積み木に力を入れていらっしゃる園さんで、保育士の方々の共通理解を深めていく意向をお持ちでした。

あらかじめお貸ししていた「てっぺんつみき」を各クラスで遊んでもらい、その様子を撮った写真を年齢順に並べていただくご準備をしていただきました。すると、積み木の教科書にしていいと思うくらいに、発達の移り変わりが分かりやすく見てとれました。

一般的に、カチカチしたり舐めたりから、平面的に並べ、そのうち垂直方向にも積み始め、より立体的に積んでいくお子さんが多いと言われています。

もちろん個人差もあるのですが、積み木に限らず成長とともに遊びがどのように変化していくか、大人側が見通しを持っていることで、次に用意するおもちゃであったり、場所や時間の選び方が変わってくると思います。

同じおもちゃ(この場合、てっぺん積み木)を違う年齢の子が、違う遊び方をしている様子を知ると、そのような見通しを持ちやすいと考えたのですが、ある程度狙い通りに感じてもらえたようで嬉しい瞬間でした。

研修では、実際に積み木を触ってもらう時間もとったのですが、さすが保育士の方、楽しむのが上手です。もちろん、普段から積み木で遊ぶ機会も経験も多いとは思いますが、それ以上に自ら楽しむ様子が印象的でした。

楽しむのが上手、というのは変な言い方なのですが、常々感じていることで、保育士の方には「楽しみ上手」な方が多いと思っています。おもちゃや遊びだけでなく日常の些細なことも面白がることが、デフォルトという感じでしょうか。

面白がる姿勢で過ごす生活そのものが豊かがであると感じるとともに、そのような態度の大人と一緒の子どもは生活が楽しいだろうな、と思います。

翻って自分を思い返すと、いつも余裕なく、子どもをみても、またなんかめんどくさい事し始めてるのでは、などと思っちゃいがちだなぁと感じます。見習うのもなかなか簡単ではないのですが、少し心持ちだけでも、「面白がる」自分でいれたらなー、と思ったのでした。

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