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下の子が上の子の遊びの邪魔をしてきた時の対処法

下の子が上の子の遊びの邪魔をしてきた時の対処法


こんにちは。スタッフの津村です。

兄弟、姉妹の間でどうしても起こってくるのが、下の子が上の子の遊びを邪魔してしまうということ。

私もあるお客様から「上の子が頑張って作った積木を下の子が崩してしまい、それ以来、上の子は積木を作るのをやめてしまった」というお話をお聞きしましたが、それは避けて通れない問題だと感じます。


邪魔をしてしまうのは自然な感情


なぜなら、大好きなお兄ちゃんやお姉ちゃんが夢中で楽しそうにやっていることに参加したいと思ったり、あるいは中断させて自分と一緒に遊んで欲しいと思ったりすることは、下の子にとってはごく当たり前で自然な感情だからです。

私も3人兄弟の末っ子なので、小さいうちは姉や兄の邪魔をたくさんしてきたことでしょう(お姉ちゃん、お兄ちゃん、ごめんなさい)。

しかし、上の子にとっては邪魔ばかりされてはストレスが溜まるばかり。泣いたり、怒ったり・・・それらも自然な感情です。

前述した上の子のように「もう積木なんてしたくない」と思っても無理はありません。


下の子から邪魔されずに上の子が遊べる方法

何かいい方法はないか、以下に対策案を考えてみました。

①遊ぶ場所を分ける
下の子に邪魔されない、上の子専用のプレイスペース(部屋、仕切り)を作ります。下の子の視界に入らない工夫をします。

②遊ぶタイミングを考える
下の子がいない時や寝た時などそのタイミングで上の子に存分に遊んでもらいます。

③下の子の興味をそらす
下の子には別のおもちゃを用意するなど、下の子が夢中になることを与え、上の子の遊びへの興味をそらします。


邪魔から学ぶこともあるのでは?

ここまで下の子の邪魔への対策を考えてきましたが、もし邪魔をされたとしても、そこから学ぶこともあるかと私は思います。

下の子に邪魔された時、上の子は「どうすれば邪魔しないようにしてもらえるか」を考えますし、下の子も上の子が嫌がっている様子から「邪魔になっているんだ」と気付くことができます。もしくは一緒に遊べる方法を考え出してくれるかもしれません。

ケンカも含めて、そうした衝突があってこそ、子ども(人間)は成長していくように思います。対策も大事ですが、過剰にトラブルを避けることもまた問題のような気がします。

衝突が起きた時は、下の子にまだ言葉の意味がわからなかったとしてもちゃんと注意する(上の子にその姿勢を見せることが大事)、上の子が邪魔されて悲しかった気持ちを共有する、上の子に下の子が邪魔しようと思ってやっているわけじゃない(一緒に遊びたかった)ことを伝えるなど、フォローすることでお互いの気持ちを和らげることはできるかと思います。

今、この問題で悩まれている方は本当に大変でしょうが、これがずっと続くというわけではありません。お子さんがまだ小さいある程度の期間は踏ん張り時だと捉えて、乗り越えていってほしいと思います。


文章 津村 修二(つみきやスタッフ)

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